水の備蓄量の目安は一人当たり何リットル?何日分必要?

水の備蓄量

災害が起こった時に「備蓄しておいてよかった」と言われることが多いものの1つが水(飲料水)です。

人間は水がないと4~5日も生きられない、と言われるくらい水は生きていく上で欠かせないもの。

そんな水が災害時は何日も止まってしまう可能性があります。

そこで「水のストックをしよう!」と思うものの、いざやろうと思うと「どれくらいの水を用意しておけばいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか?

実は以前の私がこの状態でした^^;

そこで今回は防災のための飲み水の備蓄量の目安についてお話しますね。

PICK UP防災のための水の備蓄の豆知識!一人当たりの必要量や収納アイデア

防災の水の備蓄量の目安は?

まず答えから言ってしまうと、大人一人当たりの水の備蓄量は

1日3リットルを最低でも3日分
が目安になります。

この1日の3リットルに含まれるのは

・水分補給のための飲料水
・食事を作るための水
・手洗いや歯磨きなど最低限の清潔を保つ水

といったところです。

トイレを流したり、お皿を洗ったり、お風呂や洗濯などに使う生活用水は含まれていません。

本当に純粋に、生きていくための水として必要な量になります。

では、どうしてこの量になるのか、詳しく説明しますね。

水の備蓄の一人当たりの量の考え方

人間の体の約60%が水でできていて、水さえ口にしていれば数日はそれだけでも生き延びられるといわれています。

ですが逆に、水がなければ4日ももたないと言われるほど水は命に直結するもの。

水の大切さはわかったけど、じゃあいったいどれくらいの水が必要なのか?というと、大人が1日に必要とする水の量の考え方はこんな感じの計算になります↓

成人の場合、体重1kgあたり50mlの水分が必要、

仮に体重50kgだとすると50ml×50=2,500ml

つまり2.5リットルの水が必要、ということです。

体重は個人によってかなり差がありますが、だいたいこの量が1日の水の必要量の目安になっています。

この2.5リットルの水は飲み水だけでなく、食事に含まれている水分や代謝によって体の中でつくられる水を含めての量です。

また、これは安静にしていた場合に必要な水分量なので、暑い季節で汗をかいたり、避難や救助活動で体を動かしたりすればもっとたくさんの水が必要になります。

さらに、食事の前に汚れた手を洗ったり、食後に簡単に歯磨きをしたりなど最低限の清潔さを保つためにも水は必要です。

そのため、2.5リットルに余裕を持たせて3リットルという量が大人一人が一日に必要とする水の量の目安になります。

備蓄の水は何日分必要?

次に防災のための備蓄では何日分の水を用意しておけばいいのか?ということについてもう少し詳しく説明しますね。

最初に水の蓄えは3日分とお話しましたが、これはあくまで“最低でも”という量になります。

なので、実際にはもっとあったほうが安心で、できれば

1週間分の水を常備しておくことが理想です。

一人暮らしの場合、1週間分の水となると3リットル×7日なので21リットル、2リットルのペットボトル10~11本分です。

そんなに水を買い置きしておくってちょっと多すぎじゃない?と思うかもしれませんが、災害の規模によっては本当にこれくらいないと過ごせないということも考えられます。

というのも、被災した後すぐに支援があるとは限らないからです。

例えば大きな地震が起きた場合、地震発生直後は自分の身を守ったり火事から逃れるために安全な場所に避難することになります。

もし避難所にたどりつけたとしても災害が起こった直後はどこもみんな混乱しているので備蓄している水や食料を配るという状況でないことも多いです。

また、災害が起こってから72時間を過ぎると命を落とす人が急激に増えることから、災害発生直後から3日くらいは物資の支援より救助活動が優先になります。

このため、水の備蓄量は「最低でも3日分」と言われているんですね。

ただ、災害発生から3日目を過ぎたからといってすぐに物資が届くとは限りません。

給水車がまわりはじめる目安は災害発生から3日程度と言われていますが、これはあくまで目安です。

建物の倒壊や地割れ、橋の落下などで道路が寸断されてしまうと車で物を運ぶことができなくなってしまいます。

地震で道路が寸断

また、災害の規模が大きく被害を受けたエリアが広いと自分がいる地域まで支援が届くのに時間がかかることもあります。

都心で災害が起こった場合は被害も大きく支援が必要な人の数もものすごいことになります。

そのため、非常時にすぐに支援物資を受け取れるとは限らないし、実際に被災地によっては支援物資が届くまでに1週間近くかかったという話もあります。

そういったことからその期間をできるだけ自分でしのげるように水の備蓄はできれば7日分の蓄えがあると安心というわけです。

さいごに

一人暮らしだと部屋にそんなにスペースがなく、水の備蓄は収納しておく場所がないので少なくしがちということもあります。

でも、一人暮らしだとまわりに頼る人がいないということも多いです。

水は命に直結するものなので、一人暮らしの人ほどいざという時のことを考て水はしっかり準備しておくことが大切ですよ。

水の賞味期限や保管方法など水の備蓄についてはこちらも参考にどうぞ↓

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