防災のための懐中電灯の選び方!特徴やチェックするべき機能

防災のための懐中電灯

懐中電灯は災害のための備蓄品の中でも欠かせないものの1つですよね。

夜の避難や停電時の灯かりなど、台風でも地震でも災害の種類をとわず必要になるアイテムです。

そこで、懐中電灯を用意しよう!となるのですが、ここでぶつかるのが

で?どの懐中電灯が非常時に向いてるんだ??

という疑問です。

懐中電灯って非常時用はもちろん、キャンプや夜釣りなどアウトドアに使われるようなものもあって思いのほか種類が多いんですよ!

そこで今回はこれから防災備蓄の懐中電灯を用意するという方に向けて、防災のための懐中電灯を選ぶ時にチェックするポイントを紹介しますね。

懐中電灯の防災で人気のタイプはこれ

まず、懐中電灯には白熱電球を使ったものとLED電球を使った2種類があります。

昔は懐中電灯といえば豆電球のようなランプがついた白熱電球を使ったものばかりでした。

ですが、最近はLEDの懐中電灯が主流です。

LEDを使った懐中電灯の一番のメリットは白熱電球と違って弾切れの心配がないことです。

また、LEDならコンパクトな懐中電灯でも広範囲を明るく照らすことができます。

そういったことから現在は防災のための懐中電灯はLEDのタイプが人気です。

懐中電灯の防災のための特徴

LEDの懐中電灯といっても種類がいろいろあって、ここから1つを選ぶというのがはじめてだと悩んでしまいます。

そこで、災害時に使うことを考えて懐中電灯を選ぶポイントを紹介しますね。

防災のための懐中電灯のルーメンはどれくらい必要?

懐中電灯の機能で最も重要になるのが明るさです。

明るさの基準になるのは「光の強さ(カンデラ)」、「光の量(ルーメン)」、「明るさ(ルクス)」の3つで、どれも数字が大きくなるほど強力になります。

この中で懐中電灯の明るさの基準になるのが光の量(ルーメン)。

なんですが、ルーメンって言われてもそれがどれくらいの明るさなのか、イメージするのが難しいですよね。

そこで、簡単にイメージを紹介すると、

10~30ルーメン:足元が確認できる程度

50~100ルーメン:手元足元を照らしたりまわりの視野を確保することができる、安心できる明るさで灯かりとしての使うのにいい

200ルーメン:50mほど遠くまで見えるかなり強力な照射力

という感じになります。

懐中電灯は明るければ明るいほど良い、と思ってしまい強力なものを探しがちなんですが、実はそうではないんですね。

あまり明るすぎると光源の近くは光量が多すぎてフラッシュのようになり、かえって見づらくなってしまうんです。

そのため、明るさを重視したライトは手元を照らすのには向いてなくて、作業もしにくくなってしまいます。

防災のための懐中電灯を用意する時は最大でも200ルーメンまでにしておくのがポイント。

できれば使う目的によって懐中電灯を変えるとより効果的です。

防災のための懐中電灯の点灯時間

災害時に使う懐中電灯では連続点灯時間をチェックすることも大切です。

停電した時に使うことを考えると

連続点灯時間が10時間以上あるものがおすすめ。

懐中電灯を買うときにどれにするか迷ったら連続点灯時間の長さで選ぶというのもありなくらい大事な要素です。

あと、商品によって「連続点灯時間」の意味合いが少し変わってくるので注意が必要です。

懐中電灯は使っているうちにだんだんと暗くなっていくのですが、それなりの値段のする良い懐中電灯は問題なく利用できる50ルーメンくらいの明るさが保てるまでの時間を連続点灯時間としています。

一方で、安い懐中電灯は「明かりが消えるまで」の時間を連続点灯時間としているので、最後の方はかなり暗いです。

懐中電灯のズーム機能や調光機能

懐中電灯はものによって照らし方に差があります。

狭い範囲しか照らせないもの、全体的に照らしてくれるもの、光の当たる場所に差があるもの、遠くを照らすもの、近くを照らすものなど様々。

そのため目的によって使い分けることが大切です。

災害時や夜道で使う場合は広角照射ができるもので、50~60cm以上先まで照らせるものだと安心です。

逆に、家の中だけで使うなど手元しか照らさなくて良いのであれば、照射範囲はあまり気にしなくて大丈夫です。

遠くの一点を照らす必要のあるシーンでは一箇所を強く照らすペンライト型の懐中電灯が向いています。

懐中電灯の中には近くの広範囲を照らすワイドと狭い範囲で遠くまで照らすスポットを切り替えられるものもありますよ。

あと、部屋の中で灯かりにするなど周辺を広く照らしたいのならランタン型がおすすめです。

明るさは強くないですが、周辺を広く照らしてくれるので停電した時の明りにするのに便利です。

防災のための懐中電灯は多機能だと便利

懐中電灯には明かり以外に機能がプラスされているものもあります。

防塵、防水

屋外で懐中電灯を使う場合や、台風の中で使用するなら防塵・防水機能のある懐中電灯だと壊れにくく安心です。

ラジオ機能

非常時に情報をとるのに特に役立つのがラジオ。

そのため、懐中電灯にはラジオ機能が付いたものも多いです。

懐中電灯とラジオが一緒になることで懐中電灯と別にラジオを用意しなくて済むので、避難する時の荷物を少なくコンパクトにすることができます。

点滅機能

ただ明かりがつくだけでなく、光が点滅することで懐中電灯の光を使ってSOSの信号などを出すのに役立ちます。

防災のための懐中電灯は電池?充電?

以前の懐中電灯は電池式のものがほとんどだったのですが、今は充電式の懐中電灯もあります。

電池式

電池式の懐中電灯を備蓄するなら必ずいっしょに電池も用意しておくようにします。

懐中電灯を保管している時に懐中電灯に電池を入れておくと液漏れの心配があるので、電池ははずしておいたり、電池と接触金具のついた蓋の間に紙を挟んで電気が通らないようにしておきます。

電池式の懐中電灯の場合、使われるのは単3~4のアルカリ電池かリチウム電池(CR123)が多く、使う電池によっても特徴がかわります。。

【アルカリ電池】

アルカリ電池は一般的な電池でどこでも買うことができます。

電池がわりと小型なので懐中電灯そのものも小さめなつくりになり、単4電池を使った懐中電灯は特にコンパクトです。

ただ、電池交換の頻度を少なくしたいなら単3電池を使った懐中電灯の方が長持ちします。

また、アルカリ電池は使う本数によって明るさに差があります。

エネループのような充電式乾の電池も使えますが、充電式電池は電圧が低いので懐中電灯によっては明るさや性能を充分に発揮できないことがあります。

【リチウム電池】

リチウム電池は電圧が高く、出力の高いライトによく使われるのでパワーが強く明るいのが特徴です。

ただ、ふつうのリチウム電池は衝撃に弱いので懐中電灯に使うのには向きません。

そのため、懐中電灯にリチウム電池を使うならCR123などライトに適したものを使う必要があります。

また、アルカリ電池に比べると高価で入手しにくいのがデメリット。

リチウム電池を使うとランニングコストを下げることができますが、電圧が高いのでそれに対応できずに故障してしまう懐中電灯もあるので注意が必要です。

充電式

充電式の懐中電灯は電気が切れても充電すればまた使えるようになるので災害時の備蓄としても人気です。

電池式に比べると充電式の懐中電灯はコストを抑えられるのもいいところ。

ただ、用意する時はいくつかの点に注意が必要です。

まず、充電式の懐中電灯は使っていない時でも電気を放電しているので、長期間放置しているといざという時に電気切れで使えないことがあります。

そのため、時々チェックして充電しておく必要があります。

また、充電方法にも気をつけなければいけません。

コンセントやUSBケーブルなどを使ってパソコンから充電するタイプは災害時に充電できない恐れがあり、懐中電灯が使えなくなってしまうことがあります。

充電式の懐中電灯で災害時にも使うことを考えるなら手動式か太陽光で充電できるソーラータイプがおすすめです。

防災のための懐中電灯のサイズ

懐中電灯は使い方によってサイズの選び方を変える必要上がります。

非常持ち出し袋に入れたり避難する時に使うなど持ち運び用なら、片手で使えることと軽いことが大切です。

持ち手の付いた少し大きめの懐中電灯なら1kg前後が目安。

女性が使うならずっと持ち歩くことを考えるとできるだけコンパクトなものを選んだ方が無難です。

大きいサイズの懐中電灯は持ち運ばず自宅避難での明かりとして置いて使うようにします。

さいごに

懐中電灯を防災のために用意する時はどういう場面で使うのかを考えて選ぶのが大切です。

避難の時に使うなら小型で遠くまで照らせるライトが使いやすいし、自宅非難で灯かりとして使うライトなら多少大きくても大丈夫です。

どういう風に使いたいかで必要な機能や明るさが変わってきますよ。

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