ロングライフ牛乳は危険?デメリットや、味や成分の違いは?

ロングライフ牛乳

ロングライフ牛乳は常温保存できて賞味期限が長いので災害時の非常食として注目されていますよね。

でも、ロングライフ牛乳についてよく知らないと

牛乳なのに常温で保存できるの?しかも賞味期限が長いって、保存料がたっぷり入ってるんじゃないの?美味しくないんじゃないの?

なんて思ったり。

ロングライフ牛乳は体に悪いのでは?と心配になることもありますよね。

そこで今回はロングライフ牛乳について心配に思うことやデメリットについてお話します。

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ロングライフ牛乳は危険?

ロングライフ牛乳をはじめて知った時にまず心配になるのがこの2つです。

ロングライフ牛乳は保存料が入ってる?

ロングライフ牛乳は賞味期限が2~3ヶ月とふつうの牛乳に比べるとかなり長いのが特徴です。

そのため、「保存料がたくさん入ってるんじゃないの?危険なんじゃないの?」と心配されることもあります。

ですが、これは全くの誤解です。

ロングライフ牛乳には保存料は入っていません。

一般社団法人・日本乳業協会のホームページにもロングライフ牛乳について

LL牛乳ともよばれる「常温保存可能品」は要冷蔵の牛乳と栄養には差がありません。保存料などの添加物は、一切使われていません。

という記載があります。

では、保存料が入っていないのにロングライフ牛乳はどうやって賞味期限をのばしているのか?

ロングライフ牛乳の仕組み気になりますよね。

実はこれにはロングライフ牛乳の製造工程に秘密があります。

ポイントになるのはこの3点↓

・殺菌温度
・容器
・充填の仕方

ロングライフミルクは超高温で殺菌されて、空気や光を遮断する容器に徹底した無菌状態で詰められます。

そのため、常温でも長期保存が可能になるんです。

このあたりの説明はこちらの記事に詳しく書いているので参考にどうぞ↓

(リンク)

また、牛乳の常温保存については食品衛生法の「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」で細かく基準が定められています。

会社ごとに基準がばらばらではなく、法律できちんと決まりがあるというのは安心ですよね。

ちなみに、ロングライフ牛乳の賞味期限が2~3ヶ月もつのはあくまで未開封の状態に限ります。

ロングライフ牛乳も開封後はふつうの牛乳と同じで10度以下で冷蔵、できるだけ早めに飲みきることが必要です。

ロングライフ牛乳の保存方法の常温って何度まで?

次に気になるのがロングライフ牛乳を保管できる温度です。

ロングライフ牛乳は「常温で保存可能」といわれていますが、その常温って何度なの?って思う人もいると思います。

ロングライフ牛乳を備蓄にする場合は長い間おいておかなきゃいけないし、いざという時にちゃんと飲めなければ非常食の意味がありませんからね。

この点について、食品衛生法を見てみても牛乳などの「常温保存可能品」の保存基準については「常温を超えない温度で保存すること」と定められています。

で、その常温って何度なんだ?ということなんですが、厚生労働省によるとこの場合の常温とは「外気温よりも温度が上がらない温度」ということだそうです。

具体的に何度と決まっているわけではないようですが、この場合の常温は「夏期における外気温」を想定しているとのこと。

つまり、簡単に言うと

夏の屋外の温度より低い温度で保存してね!

ということです。

ただ、最近は夏になると屋外は尋常じゃない暑さになるし、締め切った風の通らない部屋はかなり高温になることがあります。

なので、ロングライフ牛乳の夏場の保管は風通しのいい部屋に置くなど少し気を使ったほうがいいかもしれませんね。

あと、実は冬場の保管にも注意が必要なことがあります。

これはかなり寒くなる地域の場合なんですが、気温が0℃以下になるとロングライフ牛乳は凍結してしまいます。

一度凍結して解凍されたロングライフ牛乳は風味が変化してしまうので気をつけてくださいね。

ロングライフ牛乳はまずい?

ロングライフ牛乳について品質の次に気になるのが味ですよね。

ロングライフ牛乳は美味しくない、まずい、なんて声もちらほら見かけますから気になっている人も多いと思います。

ロングライフ牛乳の成分の違い

ロングライフ牛乳は美味しくない、と言われる理由は大きくわけると2つあります。

1つは「保存料が入っていそうだから」というもの。

これについては先ほどお話したとおり、ロングライフ牛乳には保存料は使われていないのでふつうの牛乳と変わりません。

2つ目は「超高温殺菌をすることで牛乳の栄養素が変わっているのでは?」というもの。

確かに、ロングライフ牛乳は冷蔵保存のふつうの牛乳に比べて殺菌温度が10~30度ほど高いです。

ですが、栄養面に差が出るかというと、実は要冷蔵の牛乳とロングライフ牛乳の栄養にはなんら変わるところがありません。

ロングライフ牛乳にしても栄養素に変化がないことは牛乳のパッケージを見ていてもわかるし、科学的にも照明されています。

ロングライフ牛乳の味の違い

ロングライフ牛乳はふつうの牛乳と比べて味が落ちていてまずいなんて言われることがあるのですが、成分的にはこれといった違いがありません。

そのため、実際はロングライフ牛乳は味もふつうの牛乳とほとんど差がありません。

ただ、商品や飲み方によって風味に多少違いが出ることはあります。

よく言われるのは、ロングライフ牛乳は後味が濃厚で生クリームのような風味、ということです。

これは好みによるんですが、ロングライフ牛乳を飲みなれるとふつうの牛乳を飲んだ時にコクがなく薄く感じるという人もいます。

そういう人からするとふつうの牛乳よりロングライフ牛乳のが美味しいとなります。

一方で、ロングライフ牛乳の濃厚さが脂っぽく感じられて苦手という人もいます。

あと、冷やして飲むとふつうの牛乳と変わらないけど、ロングライフ牛乳を温めると独特の風味がするなんていう人もいますね。

こういった感じでロングライフ牛乳の味や風味は商品やその人の好み、飲み方によって変ってくるので、いくつか飲み比べて自分にあった牛乳や飲み方を見つけることが大事ですね。

ロングライフ牛乳のデメリット

ここまで見てきたとおり、ロングライフ牛乳だからといって体に悪いこともなければ、栄養面や味がふつうの牛乳に大きく劣るということもありません。

それで常温保存できて長期間もつのだから、正直、ロングライフ牛乳にはメリットしかないようにも思います。

そんな中であえてデメリットをあげるとしたら値段ですかね。

ふつうの牛乳に比べると製造に手間とコストがかかるのでロングライフ牛乳はちょっと高いです。

ふつうの牛乳が1リットル150円前後で買えるところ、ロングライフ牛乳の価格は1リットル250~300円くらいします。

なので、ロングライフ牛乳をふだん使いするとちょっと割高ですね。

ただ、ロングライフ牛乳を非常食として買うなら常温で長期保存できる、まとめ買いや買い置きができる、というメリットが大きいのでこの値段でも十分かなと感じます。

さいごに

日本では牛乳は要冷蔵で日持ちしないというイメージがあるので、ロングライフ牛乳が常温で長期保存できるのには体に悪いデメリットがあるのでは?と思ってしがいがちです。

でも、製造方法や保管の仕方を知ればロングライフ牛乳も安心してのめる牛乳の1つだということがわかります。

ふだんから使うには値段がちょっと高いですが、ロングライフ牛乳は備蓄として買い置きしておくには便利ですよ。

ロングライフ牛乳とは?という基礎知識や人気の商品などはこちらの記事のロングライフ牛乳の項目にまとめているのであわせて参考にしてみてくださいね↓

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