最近は長期保存できる非常食がたくさんあるので災害時のために何を備蓄しておこうか悩んでしまいますよね。
中でも備蓄食料で特に困るのがおかず、缶詰やレトルトはいろいろあるけど栄養のことを考えるとどれをストックするのがおすすめなんだろう?と思ったり。
そんな風に備蓄食料のおかずの種類で悩んだ時にまず考えたいのがたんぱく質がとれるかどうかです。
たんぱく質は体をつくるのに欠かせない栄養素のため、保存食でも絶対必須!
そこで今回はタンパク質がとれる非常食のおすすめのおかずについてお話しますね。
PICK UP
▼備蓄食料で必要なもの▼
備蓄食料品リスト!災害に備える1週間分の非常食や食品のおすすめ
備蓄食料にタンパク質は必須!
非常食を用意する時は賞味期限や常温保存できるかなど長期保存できるかを考えがちなので栄養の面から食料品を選ぶということはあまりないかもしれません。
でも実は備蓄食料には絶対に欠かせない2つの栄養があります。
それが体を動かすエネルギーになる炭水化物と、体をつくるたんぱく質です。
たんぱく質は筋肉や内臓、ホルモンといった人の体をつくるのに不可欠な栄養素の1つです。
そのため、たんぱく質が不足すると筋力が衰えたり、体の機能がうまくはたらかなくなったり、免疫力が低下して体調を崩してしまうこともあります。
炭水化物はごはんやパンなど主食になる食料品からとるため、非常食のおかず選びではたんぱく質がしっかり確保できるかがポイントになります。
非常食でタンパク質をとるには
食事でタンパク質がとれるのは主に魚や肉などを使った主菜といわれるメインのおかずです。
肉や魚がない時は「畑の肉」といわれる大豆や大豆の加工品なんかもおすすめです。
では、長期保存できる非常食でたんぱく質をとるには何がいいのか?というと、まず用意したいのはふだんから日常的に使っている缶詰です。
例えば、
・ツナ缶
・コンビーフ
・ミックスビーンズ
・鰹節
・乾燥させた桜海老
・煮干
なんかがおすすめです。
鰹節の70%はたんぱく質なのでそのままつまんでもいいし、ご飯にのせて食べてもいいですね。
災害時の非常食というと特別な保存食をそろえないといけない、と思うかもしれません。
でも、実際は非常食とはいってもふだんから食べ慣れたもの、おいしいと感じるものをストックしておくのが大事です。
災害時は食生活が乱れ、ストレスも大きいのでいつも食べているもののほうが食べやすいです。
たんぱく質がとれる非常食のおすすめおかずは?
いくら馴染みがあって食べやすいといっても同じものばかり食べていたら飽きてしまい、それはそれで嫌になってきます。
そこで、先ほどの食料とあわせて魚や肉を中心に非常食のおかずを用意しておくのがおすすめです。
魚であればやっぱり王道は栄養満点のサバの缶詰!
サバ缶は健康にいいと一時期ブームにもなりましたが、さば缶の何がそんなにすごいのかはこちらにまとめているので参考にどうぞ↓
▼鯖の缶詰は栄養がすごい!非常食のおかずにおすすめの優秀保存食
その他に鮭缶や貝の缶詰なんかもいいですね。
肉のおかずなら焼き鳥の缶詰や、レトルトの牛丼なんかもおすすめです。
ちなみに、非常食の牛丼にはごはんもついたこんな缶詰もありますよ↓
その他に、
常温で長期保存できる缶詰やレトルトのおかずで人気のものをこちらにまとめました↓
▼非常食レトルトおかずのおすすめは?常温保存できて人気なのがこちら
備蓄食料のおかずは缶詰とレトルトで迷うことがありますが、それぞれいいところがあります。
おかずの缶詰は調理不要で常温でそのまま食べてもおいしい味付けがされています。
レトルトもそのまま食べられますが、湯煎すれば簡単に温かいご飯になるし、ゴミが小さくなるのもいいところです。
ものにもよりますが賞味期限はレトルトより缶詰のほうがずっと長いです。
その他のおすすめレトルト
非常食のレトルト食品の中にはたんぱく質はあまりとれないんだけど食事にはとても便利というものがあります。
例えばレトルトカレー。
非常食のカレーの中にもビーフカレーなどお肉の入ったものがありますが、どちらかというとシンプルな野菜カレーが多いです。
でも、賞味期限が3~7年など備蓄として長期保存できたり、温めずに食べられるものもあるので便利です。
非常食のおかずとしてカレーは欠かせません(カレーをおかずというかは微妙ですがカレーそのものは炭水化物ではないのでおかずのくくりに入れています)。
そこで人気の非常食カレーをこちらにまとめました↓
▼非常食カレーのおすすめは?賞味期限が長い長期保存カレーランキング
さいごに
この他に、大豆からできた味噌を使った味噌汁や、卵を使った卵スープ、常温で長期保存できるロングライフ牛乳や豆腐などもたんぱく質がとれる非常食になります。
▼ロングライフ牛乳とは?賞味期限は?常温保存できるのはなぜ?
なるべくふだんの食事に近くなるように考えながら、自分の好みにあうものを用意しておくといいですよ。
非常食の缶詰やレトルトはできれば事前に味見をして、自分がおいしく食べられるか確かめておくと安心です。
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