災害時のご飯の炊き方4選!停電で炊飯器が使えない時の調理法

災害時のご飯の炊き方

地震や台風などで被災した時に困ったことでよく聞くのが「停電してご飯が炊けない…」ということ。

いざという時のためにお米を備蓄していても、炊飯器を使わないお米の炊き方がわからなくてご飯が食べられなかったという声はとても多いです。

私も子どもの頃からご飯は炊飯器で炊くのが当たり前だったので、防災について学ぶまでそれ以外のご飯の炊き方は知りませんでした^^;

そこで今回は災害で停電してもできるご飯の炊き方を4つ紹介しますね。

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停電時のご飯の炊き方

停電して電気炊飯器が使えない時のご飯の炊き方はいろいろあります。

その中で、アウトドア経験などがない人でもできるわりと簡単な調理法法はこのあたりです↓

①鍋でご飯を炊く
②フライパンでご飯を炊く
③ポリ袋でご飯を炊く
④保温ボトルでおかゆにする

お米と水の量

調理方法はいくつかありますが、おかゆ以外はどの炊き方でもお米と水の割合は同じです。

基本は

白米1:水1.1~1.2

軽量カップがない時はこの割合を目安に水を加えれば大きな失敗はありません。

お米100ccなら水は110~120ccということで、110ccだとかための炊き上がりになります。

もし水がない場合はペットボトルのお茶でもお米は炊けますよ。

ちなみに、災害時には水がとても貴重なのでお米を備蓄しておくならとがずに使える無洗米がおすすめです。

ふつうのお米をとがずに炊いてもすぐに重大な健康被害が起こるわけではないので、ふつうのお米の場合はとがずにそのまま炊くか、少ない水で軽くゆすぐようにします。

カセットコンロで米を炊く時の注意点

地震などで家のガスコンロが使えない場合、備蓄しておいたカセットコンロでご飯を炊くということもあります。

カセットコンロで調理する時は鍋の大きさに注意が必要です。

カセットコンロの五徳からはみ出るような大きい鍋やフライパンを使うとガスボンベに熱が伝わって爆発することがあります。

カセットコンロ爆発

また、カセットコンロを2つ以上並べて使うと真ん中にくるガスボンベが熱くなって爆発する恐れがあるので危険です。

ご飯の鍋での炊き方

子どもの頃から炊飯器を使っていると実はお鍋でのご飯の炊き方って知らないですよね。

お米をお鍋で炊くレシピはいろいろあるので一例を紹介します。

【お米の鍋での炊き方】

①お米と水を鍋に入れて30分~1時間ほど浸す。
②蓋をした鍋を火にかけ、鍋のふちがブクブクと沸騰して泡を吹き始めるまで強火、そのあとは弱火にして9~10分ほど炊く。
③最後に10秒ほど強火にして火を消す。
④火を消した後フタをしたまま3~5分ほど蒸らす。

【ポイント】

・お米を水につける時間はレシピによってまちまちで、夏は30分、冬は1時間と季節によっても違います。

・お米は炊くと膨らむので鍋の半分以下になるように入れます。

・鍋のフタはガラス製だと中が見えて調理しやすいです。フタがない場合はアルミホイルで代用できます。

・最後の蒸らしを省いても食べられますが、蒸らしたほうがお米の芯まで柔らかくなっておにぎりなどにもしやすいかたさになります。

ご飯のフライパンでの炊き方

お米のフライパンでの炊き方は鍋で炊く時と同じです。

フライパンでご飯を炊くときも蓋が必要になります。

ご飯のポリ袋での炊き方

ビニール袋を使ってご飯を炊くと鍋が汚れないし、袋を破いてそのまま食べられるので食器も必要ありません。

洗い物をなくせるというのは災害時には大きなメリットです。

また、お米を煮る時にレトルト食品をいっしょに温めることもできるので便利です。

【お米のポリ袋での炊き方】

①ポリ袋にお米と水を入れ15分ほど浸す。
②鍋に湯を沸かす。
③ポリ袋の空気を抜き、口をかたく縛って鍋に入れる。
④火を少し弱めにして25~30分煮る、袋が浮いてきても触らない。
⑤鍋から取りだして、そのまま10分ほど蒸らす

【ポイント】

・袋は耐熱性のポリ袋を使う

ポリ袋というのはキッチン用品でよく見かける半透明のビニール袋のことですが、お米を炊く場合は袋選びで注意が必要です。

ポリ袋でお米を炊く場合、袋が高温のお湯や鍋にふれるので熱さに耐えられる高密度ポリエチレンという素材や、袋にしっかり厚みのある袋を使います。

ポリ袋でお米を炊く時によく使われるのがこちら↓

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アイラップは耐熱120度のビニール袋です。

この袋をお米といっしょに備蓄しておくか、ふだんからこういった素材、厚みのビニール袋を使っておくといいですね。

ちなみに、キッチンでよく使う丈夫な袋といえばジップロックなんですが、ジップロックは耐熱温度が100度です。

ギリギリ調理に使えなくもないですが、溶ける心配も無きにしも非ずです。

・鍋の底にビニールがつくと高温で溶ける心配があるので、可能であれば鍋の底に耐熱皿を敷いておくと安心。

・袋の鍋の外に出ている部分が鍋の外側や火にふれると溶けたり燃えたりするので注意!

・鍋から取り出して蒸す時はタオルでくるむとうまく保温できます。

おかゆの保温ボトルでの作り方

やかんはあるけど調理に使える鍋がない、など震災時にお湯だけでお米を食べられるようにする方法です。

【保温ボトルでのおかゆの作り方】

<必要なもの>

・魔法瓶やスープシャー
・お米 大さじ2
・熱湯(予熱用) 300cc
・熱湯(調理用) 300cc

①米を入れたボトルに予熱のための熱湯を注いでフタをし、1~2分待つ。

②一度お湯を捨てて、調理用の熱湯を注いで3時間保温したら完成

【ポイント】

・予熱を省略すると失敗します!

・調理用のお湯を入れる時に塩やコンソメ、鶏がらスープの素などを入れると味のついた雑炊のようにできます。

さいごに

お米を備蓄する時はカセットコンロや耐熱ポリ袋など調理に必要な道具もいっしょに用意しておくことが大切。

災害の種類によって状況や使える道具が違うのでお米の炊き方はいくつか覚えておくと安心です。

いきなりやってもうまくできないということもあるので、一度練習しておいた方がいいですよ~

お米の備蓄量や、水だけで食べられるアルファ米、パックご飯など、この他の備蓄の主食についてはこちらにまとめています↓

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